節分

本日は節分なり、
大阪の販売員で、一番の食いしん坊ゆーたら、そりぁもう当然
店舗で、第一走者やってる販売員やろな。
ほんま食ってろよ。マジ食ってるで。
事務所におる時、必ず、自分の目の前のテーブルの上に
食べもん、ゴッソリ並べてるもんな。
ごっつい食費かかってると思うよ。同情しますわ、ほんまに。
そして、そんな第一走者のsさんが、ただいま手に持ってるモンは、
もち、まるかぶり寿司、節分やもんね。
「Ｓさん、今年の方向知ってる？」
「ンー・・・・・北北西・。でも大阪来たばかりだから（sさんは、北海道出身です。）
方向わからんね。」
「ああ、だから、こっちこち、こっち向いてっと」
ふたり、そろって、モグモグやった後は、むろん、豆まきするんですけど
ここで、ひとつ困ったことが、ありまんねん。
なんせ自分等、外で寝てるやん。で、働いてるんも、外やわな。
とてもやないけど、オニは、ソト～ッ、なんて無邪気なコト言う気にならへん。
かと言って、オニは、ウチ～ッなんてやった日にゃ、ほとんどの人間を、敵に回して
まうやろ。う～ん困ったもんやで、ほんまに
「あっ！いい事、思いついた」
[えっ？なになに思い付いたの？」
「ちょっと耳かして、ごにょごにょ・・・・」
「・・・・う～ん、どーやろ。とりあえず、やってみますか？」
ふたたび、ふたりそろって、せーのっ。と。
「オニは、ソラ～ッ！！」
「ほら、どう」「あれ、出来た・・・のかも」

３秒後ーーーーーー
バチバチバチ
「アタタタタタタ・・・。」上に投げた豆が、直撃
「うわ～ん、やっばしアカンやった。だれか、ホームレスが、使える
ウマいのん考えてーなー